この記事では、筆者が実際に読んで本当に面白いと思えるおすすめのラブコメラノベ24作品を紹介します。
筆者が選ぶ今アツいラブコメラノベ3選
この記事で紹介するラブコメラノベはどの作品も間違いなく面白い作品です。
ですが、すべてを読もうとすると金銭的にも時間的にも厳しいでしょう。
そこで、筆者が独断と偏見で決めた今アツいラブコメラノベを3選紹介します。
この3つのラノベが今アツいラブコメラノベです。
お隣の天使様は23年にアニメ化が決定されたこともあり、いま勢いのある作品です。
このラノベがすごい!2022の文庫部門にも6位に入るほど人気の作品なので、抑えておいて間違いがないでしょう。
また、内容は世界一甘い食べ物とされるグラブジャムンよりも甘いぐらい甘々なラブコメになっていますので、癒やされたい人必見です。
連れカノ、チラムネの2作品も人気なので、読んでおいて損はないでしょう。
連れカノは22年7月よりアニメ化されており、今が一番アツいのは間違いありません。
王道ラブコメの内容で甘酸っぱさもあり、お互いのすれ違う恋愛に心が浄化されること間違いなしです。
チラムネはこのラノベがすごい!2021・2022の文庫部門で2連続1位を獲得した勢いのあるラノベです。
22年7月時点でアニメ化は決まっていませんが、ほぼアニメ化される作品ではあるので今のうちにぜひ読んでおきましょう。
ニヤけが止まらない甘々ラブコメ
塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い
原作 | 猿渡かざみ(@sawatari_kazami) |
イラスト | Aちき(@atikix) |
出版社 | ガガガ文庫 |
美人だけど、誰に対しても塩対応で数々の告白をお祈り申し上げた「佐藤こはる」こと佐藤さん。ある時、彼女がナンパされていたところを「押尾颯太」が助けたことにより、交流を重ねていく!?
ミンスタグラム(画像投稿系SNS)で人気になりたい佐藤さんは、すでに有名ミンスタグラマーで陽キャの押尾にミンスタの極意を教えられながらも親交を深めていく。
そんなやりとりをしていく中で、お互いは何を思うのか。
佐藤さん⇔押尾で実は両思いの2人が、お互いに親交を深めながら青春を送っていく甘々な青春ラブコメです。
この作品を読むとね、ブラックコーヒーなのにすごい甘く感じるんですよ。
塩対応の佐藤さんというぐらいなので、ツンデレかクーデレ属性のキャラなのかなと思っていたのですが、めっちゃデレデレのキャラです(なんなら少しヤンデレ)。
対する主人公も、佐藤さんには甘々に接していくので、この2人のやり取りを見ていると口から砂糖を吐くこと間違いなしです。
ストーリー展開は、最初らへんはテンポ良く進むのでストレスなく読むことができます。
あまり性格の悪いキャラが出てくることもないので、ラブコメ入門としておすすめのラノベです。
どうしても小説よりも漫画の方が良いと思う方が一定数いらっしゃいますがこの作品は文章を読むことが苦手だ!という方にとっても読みやすい作品だと思います。
それに、しっかりラブコメしてて面白いですよ!
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まず、リアリティが云々言っている方がいるが、そのようなことを言い出したら、どの作品も駄作になるだろう。
佐藤さんの不器用で、甘々のところに胸がキュンキュンする。それがいい。
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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
原作 | 佐伯さん(@saeki_narou) |
イラスト | はねこと(@hanekoto2424) |
出版社 | GA文庫 |
とあるマンションに住む「藤宮周」の隣の部屋には学校位置の美少女で通称・天使の「椎名真昼」が住んでいた。
本来であればなんの接点もない2人だが、ある雨の日をきっかけに少しおかしな日常をおくることとなる。
勉強はそこそこだけど家事ができない(特に掃除)、特別な個性がないだけど飾り気がなくて素直な藤宮周ーー
才色兼備・容姿端麗で遠い存在だけど世話焼きで心が温かい椎名真昼ーー
そんな2人の甘くて温かい日常ラブストーリーです。
「わ~あまーーい(青◯レストラン風)」
思わず宮川になるぐらい、この作品は甘々なラブコメです。
1巻ごとに特別なイベントがあるわけではなく(多少は進展あるが)、基本はほのぼのした日常をおくる物語となっています。
なので、ゆるやかに物語が進んでいくのですが周と真昼の初々しさもある恋愛模様が砂糖たっぷりな内容です。
ラブコメ初心者は口から大量の砂糖を吐き出し糖尿病まっしぐらでしょう。
また、巻を増すごとに2人の距離が縮まっていくのもほっこりしていて最高です。
ストレスもたまらないので、癒やされたいという人はぜひ読みましょう。
たまたまkindleストアで見かけて購入したのですが、最初の章で二人の世界に引き込まれてました。上手く思いを伝えられないながらも、お互いを思いやる姿に、こちらまで優しい気持ちになります。ここ数年では最高のラブコメと言って差し支えありません。過去のレジェンド級のラブコメに肩を並べる日も近いのでは、と個人的には感じます。次巻も楽しみにしています。
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作品としてはとても良いものとなってます。
過度なイチャイチャとかもなく呼んでいてホッコリするような。
ですが同じような内容が何回も出てきて少ししつこいかなとも思いました。
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THE・青春ラブコメ
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
原作 | 鴨志田一 |
イラスト | 溝口ケージ(@Keji_NtyPe) |
出版社 | 電撃文庫 |
基本無気力で常に気怠げな高校生「梓川咲太」。彼はある日。図書館でバニーガールの姿をした少女「桜島麻衣」と出会う。
彼女は、ある時透明人間になってしまい周囲から存在を認知されなくなってしまうという、思春期症候群(超常現象)が起こってしまった。
咲太はかつて、思春期症候群を経験したことがあり、世にも不思議な縁から桜島麻衣の思春期症候群を解決するために奔走する。
そして、彼女をきっかけに咲太は様々な思春期症候群に遭遇することとなるーー
SF要素とラブコメ要素を合わせた、切ない青春ラブコメラノベです。
ラブコメ好きな人なら、ぜひ読んでもらいたい作品です。
思春期症候群という、不思議現象を中心に進んでいくストーリー展開となっていて、インビジブルや人生リセットボタン、拝啓ドッペルゲンガーなど様々な不思議な現象が起こります。
そんなSFチックで進んでいく物語ですが、主人公やヒロインなどの心情が丁寧に描かれていて、温かくも切ない青春なストーリーが魅力です。
とくに、主人公の咲太とメインヒロインの麻衣さんの恋愛模様は感動するシーンばかり。
むしろ、SF要素を入れたことでよりラブコメに深みが増した作品となっています。
作品を読み進めていくごとに主人公が非常に尊敬できる人格をもっていることがわかり、非凡なヒロインが一見平凡な主人公に惹かれる理由に納得できます。
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物語シリーズにハルヒのSF要素を加えてバトルを取り去ったような作品。前作と同ジャンルだが、テーマや主人公が前作より王道よりで癖がなくなったので万人向けになっている。私的には前作の癖がある感じも好きだったですがね。
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冴えない彼女の育てかた
原作 | 丸戸史明(@F_Maruto_staff) |
イラスト | 深崎暮人(@misaki_cradle) |
出版社 | 富士見ファンタジア文庫 |
普通のオタク高校生「安芸倫也」は、。桜が舞う通学路で地味で冴えないヒロイン「加藤恵」に出会い同人ゲームを作ることを決意する。
美術部で人気の同人イラストレーター「澤村・スペンサー・英梨々」、新人ラノベ作家として活躍している「霞ヶ丘詩羽」、そしてメインヒロインの冴えない彼女「加藤恵」を巻き込み、コミケに出す同人ゲームを作っていく。
一方で、それぞれのキャラたちは倫也に様々な想いを抱く。
コメディ展開多めの、クリエイター系青春ラブコメです。
多くの読者が「どこが冴えないヒロインやねん!」、とツッコミたくなるぐらい十分魅力的なヒロイン「加藤恵」を筆頭に、個性あふれるキャラが多いラブコメ作品です。
この作品は、主人公とヒロインたちとの関係が面白く、メインヒロイン筆頭に
- ツンデレ幼馴染
- ヤンデレ系先輩
- ボーイッシュなお姉ちゃん
- 距離感がやたら近い後輩
と属性をこれでもかと詰め込んだキャラばかり。
そんな個性豊かなキャラと主人公の面白おかしい恋愛を楽しむことができます。
コメディな展開も多く、ゆるく見ることができるので恋愛ラノベを見始めた人におすすめな作品です。
掛け合いでキャラ同士の関係性を上手く描く丸戸さんの強みが活かされている。プロローグ的な巻なので2巻3巻とまとめて読んで評価して欲しい。
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個人的には好き。だけどライトノベルとしてみるとちょいとばかりマイナスかな。
会話文主体でテンポがいいけど、情景の描写がちょっと少ない気がする。
むしろなんでこれをエロゲーにしてくれなかったんだとも思ったり思わなかったり。
丸戸作品の会話のテンポの良さが好きな人にはお勧めできる作品。
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弱キャラ友崎くん
原作 | 屋久ユウキ(@Yaku_yuki) |
イラスト | フライ(@flyco_) |
出版社 | ガガガ文庫 |
格闘ゲームでは最強プレイヤー、人生では弱キャラの「友崎文也」。彼は、ゲームで知り合った名無しのプレイヤーとオフ会をすることに。
オフ会で出会ったプレイヤーはまさかの、スクールカーストの頂点に君臨する「日南葵」!?
彼女に出会ったのをきっかけに、「人生の攻略法」を教えられていく。
やがて、友崎は人生の弱キャラでスクールカースト底辺から徐々に強キャラへと変わっていく…
高校生たちの生活を描いた、王道青春ラブコメ作品です。
弱キャラ友崎くんは、作品としての面白さはもちろん、エゴサの神と呼ばれている作者も魅力あふれるという面白さがあります。
最近は、作者が多忙でエゴサあまりできていないみたいだけどね。
さてそんなエゴサの神が執筆を務めるこの作品ですが、主にスクールカーストを中心に描いています。
主人公のような陰キャでスクールカースト底辺のキャラから、バリバリの陽キャでスクールカーストの頂点のキャラまで、様々な立場のキャラが出てきます。
そして、主人公はスクールカーストの頂点(ようはリア充)になるために、スクールカーストの最頂点に君臨する日南葵から人生の攻略法を教わります。
そうやってリア充になるために奔走していくうちに、スクールカースト上位のキャラたちやいろんなキャラと関わりを持っていく青春のストーリー展開が面白いです。
また、爽やかな青春要素だけでなくラブコメ要素もしっかりあり、主人公だけではなく周りのキャラたちとの恋愛も楽しめる作品です。
これは好き嫌い別れそうな内容じゃないかと思います。
ネタバレなどはしませんが、フライさんのイラストなどとても魅力的です。
是非一度読んでみてほしいですね!
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面白かった。陰キャのバイブル。日南葵は人生の師匠。陰キャの主人公が羞恥心に負けずに、日南葵に教わったことを実践しにリア充に飛び込んでいく様はハラハラしたし、結果が出ても出なくも面白かった。主人公と日南がスマブラガチ勢なのも同じガチ勢として好印象。スマブラ知らないオタクは少ないだろうし、題材としてベストだよなとも感心した。全巻買いたい
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
原作 | 渡航(@watariwataru) |
イラスト | ぽんかん(8)(@ponkan_8) |
出版社 | ガガガ文庫 |
ひねくれをこじらせた高校生「比企谷八幡」。そんな腐った性根を直させるために生活指導の先生に強制的に入部させられたのは「奉仕部」だったーー
奉仕部で出会った、学園一の美少女「雪ノ下雪乃」、陽キャの「由比ヶ浜結衣」とともに学園の悩みを解決していく青春物語。
そこで八幡は様々な出会い、経験をしていき徐々に心情に変化が現れるーー
高校生たちの心情を丁寧に描いた、王道青春ラブコメ作品です。
青春ラブコメのおすすめラノベについて語るなら、この作品は欠かせないです。
家族関係から友情関係、恋愛関係に仕事関係とあらゆる人間関係を複雑にそれでいて丁寧に描いています。
高校生たちの悩み、葛藤に対して主人公や周りのキャラはどう乗り越えていくのか、何を思うのか。
そんな高校生たちの出会いや経験が、切なく面白い作品です。
この作品は、最初は意外と主人公ではなく周りのキャラの恋愛ストーリーが多めですが、ただの恋愛ではなく一癖あるストーリーもこの作品ならではの魅力です。
青春ラブコメが好きでまだ見ていない人は、必見の作品です。
タイトルで敬遠してる人も多いのではないでしょうか
それぞれのキャラが立っていて
何より八幡の独白がおもしろい作品です
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主人公であるはちまんの視点、すごく独特で確かにと思う点が多くあり、読んでいて頭が良くなったきがします(笑)
興味本位で読み始めましたがはちまんがとても好きになりました。
現役高校生に是非読んでもらいたいです!
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幼馴染が絶対に負けないラブコメ
原作 | 二丸修一(@nimarushuichi) |
イラスト | しぐれうい(@ui_shig) |
出版社 | 電撃文庫 |
凡人の高校生「丸末晴」は、超絶美人で高校生作家の「可知白草」に初恋している。
文化祭のイベント「告白祭」で白草に告白をしようと思っていたところ、彼氏ができたという悲報が走るーー
枕を涙で濡らしていた末晴のもとに現れたのは、幼なじみでロリカワなことで定評のあるういまま…ではなく「志田黒羽」。
末晴に、彼女はこう告げる「ーーハル、復讐しよう」
そこから、末晴と黒羽の2人による白草への復讐(完全な逆恨み)が始まる。
~幼なじみたちの恋愛頭脳戦~が繰り広げられるラブコメラノベです。
この作品で一番かわいいのはイラストレーター…異論は認める
人気Vtuberとして、日々活躍しているイラストレーターしぐれういさんが挿絵を担当した本作品。
この作品は、幼なじみたちによる熾烈な恋愛頭脳バトルが面白い作品です。
さて、この作品で言う幼なじみとは一体誰なのかと言うと
- 志田黒羽
- 可知白草
- 桃坂真理愛
の3人です。
そう、つまり主人公は誰と最終的に付き合うのか、全く読めないということです。
あらすじには黒羽しか幼なじみとしか書いていないんだから、黒羽と結ばれるって思っちゃうじゃんね~
主人公は、幼なじみたちに翻弄されながらもしっかりラブコメを堪能していき、青春を謳歌していきます。
内容は、シリアスな要素はあまりなくコメディ要素が多めなので、ゆるく読めるのもいいところです。
幼なじみは負けフラグというのがラノベの定石で、最近はそれに反抗しようとする作品が多いので、これもその一つかなと思って読み始めました。読み終わって、いい意味で予想を裏切られました。素直だけど素直じゃないヒロインたちの活躍を次巻でも期待します。
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主人公の復讐やら動機とか酷評されてますが、まぁ酷評されるのも分かります。
男友達との会話の調子もかなりラノベラノベしてる。
なのでそういった寒さを受け入れた上で、良くも悪くもラノベだってことを理解して読めば楽しく読めると思います。
個人的にはヒロイン達がマジで可愛いです。だから総合的にはかなり楽しく読めました。
主人公も多少クセはありますが、自分の気持ちに忠実です。
ヘタレだけど、ラノベ主人公によくあるようなオクテではない感じです。聖人君子みたいな毒のない主人公は要らないので私は好きです。
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継母の連れ子が元カノだった
原作 | 紙城境介(@kamishiro_b) |
イラスト | たかやKi(@TaKaYa_Ki) |
出版社 | 角川スニーカー文庫 |
むかーしむかし、中学生「水斗」と中学生「綾井」という2人の恋人がおったそう。
ところが2人は、卒業式より方向性の違いから別れそれっきりとなりました。
「もう二度と会うことはない」そう思った矢先のことでした。
親が再婚をしたことにより、水斗と綾井は義理のきょうだいとしてひとつ屋根の下暮らしていくこととなるのでした。
ともに毎日を過ごすことで、冷めきった2人の心はじょじょに惹かれ合っていくようになっていくのでした。
早い話、元カノとは別れたつもりだったけど一緒に暮らすことになったら意識するようになってしまったということです。
というのも、この2人は付き合っていた頃は健全に健全を重ねすぎて大した進展もないまま両片思いのまま別れたという関係です。
そりゃいきなり同棲したら、意識しないほうがおかしいよねってなりますよね。
まあ、ここまでだとただのよりを戻すだけのラブコメなのですが、お互い自分を意識させようとしてきたりどっちが兄(姉)としてふさわしいのか論争したりとついにやけてしまうような日常が面白いです。
また、主人公とヒロインの両方の視点を丁寧に描いてくれるので両者に感情移入がしやすいのもこの作品ならではの魅力です。
他の青春ラブコメのように、尖ったイベントがあるということはないですが、緩やかに進んでいく2人の甘くときに酸っぱい日常が楽しめます。
ほのぼのしながら見れます。
広告通りの激甘ラブコメ。
くっつきそうでくっつかない感じに悶えます。
最近読んだ中では一押しの作品。
コントのような掛け合いも笑えます。
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最近ラブコメにハマっている身としては、このタイトルには食い付かざるを得ない。
構成も良く、かなり上位に入るであろうラブコメだが、少し主人公が合わなかったかも。
ただ総括すると良い作品だった。
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千歳くんはラムネ瓶のなか
原作 | 裕夢(@hiromu_yume) |
イラスト | raemz(@weee_desu) |
出版社 | ガガガ文庫 |
成績優秀!スポーツ万能!超絶イケメン!スクールカースト上位!
完璧で非の打ち所がなくリア充で、そしてヤリチンの主人公「千歳朔」。
彼は自他ともに認める超がつくほどのリア充で、周りの友人ももれなくリア充。
そんなリア充として千歳朔は今日もハーレムの野望を胸にいだきながら学校生活を過ごします。
ある時、クラスの担任から厄介な面倒事を押し付けられることに…
この作品は、リア充がリア充として自分の信念を進んでいくそんな物語です。
最序盤の筆者の心情「勉強できてスポーツも万能、それにイケメンでコミュ力もある主人公!?ただの嫌味じゃねーか…あ~ストレス」
中盤以降の筆者の心情「千歳めっちゃかっこいいじゃん!まじで男から見てもイケメン。お前がナンバーワンだ」
これを見てよし読もうと思える人だけ読みましょう…以上!
というのは大げさですが、実際のところ最序盤は読む人選ぶかなという内容でしたが、中盤以降は主人公の好感度がエグいぐらい上がります。
もっというと巻を増すごとに主人公の魅力も増していくので、個人的には4巻までは読み進めて欲しい。
※仮に自分に合わないとしても保証はしません。
意外と自己啓発本とかビジネス本と親しい要素もあり、そういのが好きな人だとハマるのかもしれないですね。
なお作者は屋久ユウキ先生や猿渡かざみ先生と並ぶエゴサ四天王と呼ばれているので、チラムネの感想ツイートでも上げたらいいねとかもらえるかもしれないですよ。
最近は無理しなくていいよ、がんばりすぎなくていいよ、そのままの君でいいよ、の流れが強過ぎてあまりにも主人公何もしなすぎじゃない?? みたいな作品がずいぶん目につくようになって食傷していたところです。
この作品は一昔前ならそこまで印象に残ったかは微妙なラインですが、現在のメインストリームに真っ向から逆らったところがすがすがしく心地よい。
やりすぎるといやみになりそうなキャラではあるので今後のバランスが気になるところですが、ひとまずこの一冊では主人公は(多少青かったり未熟でそこにちゃんと悩んでるとこも含めて)百点満点。
個人的にはあまりハーレム要素は強くせずにこのまま青春路線で進めて欲しいなと願いつつ続きが楽しみです。
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1巻全体の評価としては星4くらいが妥当です。
ですが続刊2巻3巻が問答無用で面白くたくさんの方に読んでもらいたいよで星5とさせていただきます
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義妹生活
原作 | 三河ごーすと(@mikawaghost) |
イラスト | Hiten(@HitenKei) |
出版社 | MF文庫J |
普通の高校生「浅村悠太」はある時、義妹ができたーー
親の再婚により、同じ学年の「綾瀬沙季」を義妹として迎えることとなる。
ひとつ屋根の下、兄妹として暮らしていくうちにイチャラブな関係になっていく…ということはなく微妙な距離感でお互いは生活をしていく。
ドライだけどしっかり兄妹の関係な2人。かと思えばそれだけではない関係も!?
義妹でドライな関係だからこそ生み出せる絶妙な距離感の恋愛ラノベです。
もし自分に義妹ができたら一体どんな生活になるのか。
恋愛感情を抱くのか、それとも兄妹として家族として接していくのかーー誰しも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
という冗談はさておき、そう思わせてくれるぐらいには現実感のあるラブコメラノベです。
そもそも義妹ができること自体が非現実的だろという意見は置いておいて、兄弟の関係だけどさらに一歩進んでいてでも恋人関係でもない微妙な関係がこの作品を面白くしています。
進展度はほぼないむず痒い2人を楽しめる日常ラブコメです。
また、義妹生活は作者が赤字覚悟で制作しているYouTubeのショートアニメもほのぼのしていて面白いのでおすすめですよ。
毎週ラジオ感覚で楽しんでいます。
義妹設定というラノベや漫画をあまり読んだことがなかったので、興味を持って購入しました。
物語全体としては、平坦的というか日常物語みたいな感じで、徐々に主人公とヒロインの距離が縮まっていくようなお話でした。
僕は波乱万丈というか非日常的な物語が好きですが、こういうほのぼのチックで日常的なものを求める方にはいいと思いました。
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期待する甘々な生活は一切無しですね。
考えがドライなふたり、交差する思い、いつ交わるのでしょうか。
でもちょっとずつお互いが理解でき始めて、そのうちこの二人付き合うの?って考えてしまいます。
だってお似合いなんだもん。
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文句のつけようがないラブコメ
原作 | 鈴木大輔 |
イラスト | 肋兵器(@abara) |
出版社 | ダッシュエックス文庫 |
神として、世界のバランスを保っている「神鳴沢セカイ」。そんな彼女の生贄として捧げられた「桐島ユウキ」。
ユウキは、セカイの生贄として人生を終えるだけのはずだった。
セカイと一緒に過ごしていくうちに、彼はセカイに惹かれていき、結婚をすることとなる。
そして物語はハッピーエンドを迎える…ことはなく、世界には大きな秘密があり、2人の人生を大きく狂わせる。
2人の恋愛が儚い、タイムループものラブコメ作品です。
この作品の特徴を上げると、リゼロ要素のある恋愛ラノベです。
死に戻りをするたびに、記憶を失ったスバルが正しい正解に行くために奔走していく物語です。
記憶を失ったというのがこの作品の重要なところで、謎の存在により「セカイが殺される、または世界が終わる」たびに、主人公は記憶を失った状態で強制的にタイムループが起こります。
そんな中で、主人公はセカイを救うために記憶がないながらも奔走していきます。
SF要素もあり、2人の儚い恋愛が面白い作品です。
リゼロが好きな人は、意外と楽しめるのではないでしょうか。
とても面白くて、最後まで勢い良くよんでしまいました。
賛否両論あるようですが、私はよんでいてとてもワクワクできました。
二巻目も楽しみです。
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素晴らしい作品ですね
独特の世界観が最近ありきたりのラノベに飽き気味の人にはいい感じ
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とらドラ!
原作 | 竹宮ゆゆこ |
イラスト | ヤス |
出版社 | 電撃文庫 |
目付きの悪い高校生「高須竜児」。彼は、手乗りタイガーの異名で知られている「逢坂大河」と運命的な出会いを果たす。
お互いには好きな人がいるーーそんなお互いの想いを知った2人は、想いが叶うように協力していく。
そんな2人を中心とした、個性あるキャラたちとともに毎日を過ごしていく。
王道ラブコメラノベ作品です。
ラブコメラノベといったら、これを思い浮かべるという人も少なくないでしょう。
内容は、正統派の王道ラブコメとなっています。
刊行されたのが2006年というのもあり、ストーリー展開は懐かしさを感じるような展開ですが、今見ても面白いと感じることができます。
また、この作品のメインヒロインである大河は、ツンデレキャラとして一部の界隈から絶大な人気を誇ります。
下記のサイトによると、2021年のツンデレの人気キャラでは、人気作品のツンデレキャラともに14位になっています。
アニメ化されたのが2008年なので、10年以上前でも20位以内に入るぐらいツンデレの代表キャラです。
正統派で王道なラブコメ、ツンデレヒロインを見たいならおすすめの作品です。
本編全10巻を読みました。1巻〜4巻中盤までは、キャラクター紹介。本当に面白くなるのは、ストーリーが本格的に動き出す4巻後半以降。それまでは少なめだった各キャラクターの心理描写も徐々に充実していきます。一方で、それ以前の部分はちょっとタルいかもしれない。1巻はよくまとまっていますが、2〜4巻中盤については心理描写が少なめで、特に、事前にアニメ版を通して見ていた私にとっては、アニメ版の展開をただ文章として追っているだけという印象を受ける部分が多かった。
ですが、4巻後半以降は本当に面白く、特にクリスマス編である7巻には圧倒されます。そして、切なくも幸せな「ラブコメ」を求めるのであれば、この作品は読まないほうが良いかもしれません。悲しくもあくまで切ないアニメ版に対し、この原作小説における心理描写は、切ないというレベルを超えて、容赦無い残酷さを持っています。
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シチュエーションもそんなに凝ってないですし、キャラクターも奇抜なわけではない、でも圧倒的に面白かったです。
平凡な日常の積み重ねを盛り上げていって“青春”してるなあ、とこちらの気持ちまで爽やかにさせられるところがすごいですね。
また、主人公・竜児の母親・泰子の描写や、家事の細かいところなどは女性作家ならでは、と感心しました。
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どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。
原作 | 六つ花えいこ(@eieikko) |
イラスト | vient(@vient0460) |
出版社 | Mノベルスf |
多種多様の薬を作ることのできる湖の魔女「ロゼ」は、片思い中の王宮騎士「ハリージュ」に惚れ薬を依頼されることとなる。
ハリージュとともに過ごす時間を少しでも長くするため、様々な材料調達を依頼していくことに。
そうして長い月日をともに過ごしていくうちに、ハリージュにも心情の変化が!?
惚れ薬から始まり、不器用な2人の不思議な恋愛ストーリーが幕を開ける。
この記事で紹介するラブコメラノベの中では、少女漫画テイストが強く人によっては好みから外れるかもしれないですが、ぜひとも紹介したいラノベの一つです。
主人公のロゼを中心に、ハリージュへの片思いの心情やそれに連なるストーリーが甘酸っぱくときに切ないのが面白いです。
一方でハリージュも最初の悪印象からじょじょにロゼに好意を寄せていくことになりますが、その過程もまた甘酸っぱい。
内容的には昔ながらのベタベタな恋愛ストーリーなのですが、うまくファンタジーに落とし込んで気楽に読みやすくなっているのもこの作品の良いところです。
少女漫画的側面も強いので、マーガレットとか花とゆめを愛読している人当たりは楽しめるのではないでしょうか。
登場人物が非常に少なくほとんど騎士様と魔女に焦点があてられている。2人ともすごく善良でピュアな感じ。
題名の通り惚れ薬が話の中心となるがお互いが嫉妬したりするのは少女マンガっぽい。
結論からいうとハッピーエンドで全員が幸せになる話なので
明るい話が好きな人向け。さらに言えば男女共に読みやすいと思われる。
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最近のサブカルっぽさが無く、雲を掴むような人物と、恋が叶うラブストーリーを、サラリと纏めた底力が、光ります。
『良くある話し』と、他のレビューは有りますが、そこをオリジナル感で書ける事は凄いかもと、思います。
“ピュアな感じが、最近無いな”と、思っている方にオススメです。
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お仕事系ラブコメ
エロマンガ先生
原作 | 伏見つかさ |
イラスト | かんざきひろ(@kanzakihiro) |
出版社 | 電撃文庫 |
高校生ラノベ作家の「和泉マサムネ」。彼には、引きこもりの妹「和泉紗霧」がいる。
今日も妹を部屋から出てきてもらうために、あらゆる手を講じたが意味がなかった。
そんなある時、衝撃の事実を知るーーなんと、妹は自分が書いているラノベのイラストレーター「エロマンガ先生」だった!
お互いの関係を知った2人は、徐々に距離を縮めていき、ラノベ作家仲間たちとコメディな日常を過ごしていく。
ゆるいお仕事系の兄妹ラブコメ作品です。
この作品は、俺妹で有名な伏見つかさ先生が執筆し、イラストレーター兼アニメーター兼ミュージシャンのかんざきひろさんが挿絵を担当しています。
最近のイラストレーターは多才だな…
この作品は、主人公であるマサムネとメインヒロインの紗霧の恋愛模様が甘酸っぱくニヤニヤしてしまいます。
兄妹の許されざる恋愛ということで「シリアス展開が多め」ということはなく、全体的にコミカルな作品となっているのでゆるく楽しむことができます。
また、ほかのヒロインにも魅力のあるキャラがたくさんいます。
ラノベ業界を扱っているということで、ほかの作品とは少し違う個性を持ったキャラが多いのもこの作品の特徴ですね。
ゆるいラブコメ、お仕事系のラノベを読みたいなら楽しめる作品です。
普段ラノベをほとんど読まないのですが、この作品は非常に楽しく読むことができました。
現実的すぎるガチガチな内容でなく、非現実的すぎるガバガバな内容でもない。フィクションとしての面白さを残しつつ違和感を感じさせない、創作物として非常にバランスのとれた作品です。
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メタ的要素やパロディ表現で「ラノベの読者目線」が書かれた、平坂読先生の「ラノベ部」という作品がありましたが、
対してこちらは、ストーリーの中にラノベ業界や作家の立場(実体験?)が書かれた、少年ジャンプの「バクマン」に似たようなイメージを持ちました。
業界の実情云々よりも、作家のモチベーションや同業者への反応といった、伏見先生の個人的?な感慨や価値観を楽しめる一冊ではないでしょうか。
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りゅうおうのおしごと!
最年少で竜王位の将棋棋士「九頭竜八一」。八一はある時、家に帰るとJSの「雛鶴あい」がそこにいた。
ひょんなことからJSを内弟子に取ることになり、あいに将棋を教えることとなる。
一方で、最近伸び悩んでいる八一はあいと過ごすことで、冷めきっていた心境に変化が訪れていく。
八一とあいを中心に、様々な将棋棋士たちが織りなすアツいストーリーが始まっていく。
将棋を題材とした、アツいラブコメ作品です。
ジャンルとしてはお仕事系ラノベとなる本作品ですが、内容はがっつりスポ根なストーリー展開です。
この作品は、将棋のリアルな実情を描いていて、棋士の葛藤や嫉妬など複雑な心情、人間関係を上手く描いています。
とくに実在する棋士を参考にしているキャラもいて、将棋好きな人なら楽しめるのではないでしょうか。
もちろん、恋愛ラノベとしても面白く、主人公とJSたちとの関係はゆるく読めます。
また、ときおり見せる王道なラブコメ展開も面白く、ラブコメ好きにもしっかり楽しめる内容となっています。
アツいスポ根系の作品が好きな人、いろんな恋愛を楽しみたい人は面白く読める作品です。
将棋好きにはたまらない作品。
ラノベ要素はもちろん入っているが、それを抜きにしても面白い。
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アニメを視聴してから1巻を購入しました。感想としては、とにかくかわいいの一言です。あいちゃんは言うまでもなく、銀子など女性キャラの溢れる魅力を際立っていました!また、単なる容姿ではなく、各キャラの性格や将棋に対する情熱が強く表れ、それに共感できたのが良かったです。主人公の九頭竜は、人間臭さと冷静な所の両面がみられ、ラノベお馴染みのハーレム状態にも嫌悪感を感じずに読破できました。
また、個人的には将棋界にまつわる幅広いネタが散りばめられていたのが印象的でした!監修がプロ棋士という点もありますが、ファンですら知らないようなマニアックな棋界事情が記されていて面白かったです。特に、棋士が師匠から何を学び、どのように成長していくのか知れたことが一番の収穫でした。2巻以降も楽しく拝読いたします!
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妹さえいればいい。
原作 | 平坂読(@hirasakayomi) |
イラスト | カントク(@kantoku_5th) |
出版社 | ガガガ文庫 |
妹キャラが好きすぎるラノベ作家「羽島伊月」は、今日も性癖をじらせながらノベを書いていく。
そんな彼には、人気ラノベ作家だけどどこか残念な「可児那由多」、青春を謳歌している大学生「白川京」、イケメンで流行をラノベに取り入れる作家「不和春斗」など、癖のあるキャラが多い。
そんな彼らと、ラノベを執筆しながらも日々を過ごしていく。
ラノベ業界を題材とした、王道の恋愛ラブコメ作品です。
「妹さえいればいい。」という、なかなか奇抜なタイトルから特殊な恋愛作品なのかと思ったら、内容はガッツリおうどうのラブコメ作品でした。
クリエイターとしての挫折や葛藤を丁寧に描いていて、それぞれのキャラの関係も複雑に絡み合っていて感情を揺さぶられ感動するストーリー展開が多いです。
そんなクリエイター同士の恋愛は、笑いあり、涙ありで切なく温かく読むことができます。
また、性癖をこじらせた主人公の羽島伊月と、残念系ヒロインの可児那由多の関係が甘酸っぱく、王道ラブコメな展開を楽しめます。
ラブコメ好きなら、絶対に見るべきラノベです。
キャラの立て方が非常に上手く、キャラ同士の会話で笑いをとっていくスタイルは単純にすごいと思いました。酷評の中にはリアリティが無い、読者層に合ってないなど見受けられますが、見方を変えればきっと意見も変わるはずです。
異常なまでの性的描写に関してはこの作品の味だと思いました。
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自身の体験を生かして、テーマをラノベ作家に絞ったのは正解異常なまでの性的描写に関してはこの作品の味だと思いました。
例によって、テンプレートの登場人物、銀髪、金髪碧眼、茶髪女子大生という顔ぶれ。で、ハーレムなのはお約束。イラストの枚数がもう少し多ければ良かった
物語性よりは、流れと勢いで読む、暇潰し本。ヒロインの那由多の下ネタ全開は、現実ではあり得ないから、ハマるなぁ
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〆切前には百合が捗る
原作 | 平坂読(@hirasakayomi) |
イラスト | U35(@umiko35) |
出版社 | GA文庫 |
同性愛者であることが原因で家出をした女子高生「白川愛結」。家出したものの、働き口も住まいも見つからず困っていたところ、人気小説家「海老ヒカリ」の世話係兼監視役をすることに。
自由奔放なヒカリに翻弄されつつも恋心を抱いた愛結は、同性愛者であることを隠しつつ日常を過ごしていきます。
友達・親から見放された少女と、家柄も人間関係も恵まれた小説家による、百合系ラブコメ作品となっています。
百合系のラノベとして楽しめる作品です。
今では耳にする機会が多いLGBTについて、この作品ではしっかり語られており、同性愛者である高校生と自由奔放なラノベ作家の2人による心温まる日常ストーリーが面白い作品です。
百合系の作品では、しっかりお互いの恋愛の価値観を描いているので、百合ラノベ・漫画特有のゆるいラブコメを期待している人だと少し合わないかもしれません。
ですが、個人的には百合ラノベではかなりおすすめの作品です。
とにかく、色んなものを抱えて生きている二人の姿に尊さを覚えたいのであれば是非読んでみて下さい。
序盤が本当に胸糞でしたが、それを越えたら最高に尊い百合が待ってるので。
そして、妹さえ好きな人はバーサーカー編集者へとメガ進化した京さんを楽しめる一冊となっております。
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家出少女と美人作家の同居生活を描いたガールズラブコメ。作者お得意の日常系コメディで安定して楽しめますが、ところどころ考えさせられる部分があったり、泣かせてくる部分もあったりして、終始退屈せずに読めました。このバランス感覚はさすが平坂読の一言。二人が惹かれ合っていく心理描写が丁寧なので、百合好きでなくても引き込まれるかと。
前作『妹さえいればいい。』と世界観が繋がっており、妹さえのメインキャラだった白川京が主人公の担当編集者として登場するので前作ファンはニヤニヤできます。とはいえ、あくまでもヒカリと愛結の二人の物語なので、妹さえ未読でもまったく問題ありません。
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この作品で、百合ラノベ似興味を持った人は下記のリンクでおすすめの百合ラノベを紹介しています。
教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?
原作 | さがら総(@sou_sagara) |
イラスト | ももこ(@momoco_haru) |
出版社 | MF文庫J |
中高受験指導塾で塾講師をしている「天神」。彼は日々、小中学生たちに勉強を教えている傍らで、中堅ラノベ作家としてラノベを執筆していた。
そんなある日、中学生の「星花」から脅迫されながら面白いラノベの書き方を教えていくことになる。
一方で、塾講師としても働きながら毎日JSたちとスキンシップをしていく毎日を送っていく。
小中学生と塾講師による、ロリコンほいほいな青春ラブコメ作品です。
この作品は、ロウきゅーぶとかりゅうおうのおしごと!が好きな人なら多分面白く読める作品です。
というか、だいぶシナジーのある作品です。
ストーリーは、JCにラノベについて教えていくという展開になっていますが、ラノベについて教えているうちに自分自身も感化されラノベ作家、そして塾講師として自分と向き合っていきます。
ただのロリコンホイホイなラブコメラノベかと思いきや、お仕事系ラノベとしても普通のラブコメとしてもしっかり楽しめる作品となっています。
お仕事系のラノベを読みたい人には、とくにおすすめの作品です。
「小学生小学生」とロリコン小説を強調されていますが、表紙その他をよーくご覧ください。ヒロイン中学生です。中学生相手でも充分社会的にロリコン扱いですが、主人公が何もそういう意味で子供好きではないため、まったく変態小説という感じは受けません。(ただし一部ガチは登場する。)
作品の完成度も高く、ライトノベルの良さと一般小説(ミステリなど)の良さをうまく融合させたものになっています。真面目な話や豆知識も多々出てきます。シリーズ通しての謎は一巻ではほぼ明かされないものの、謎の回収や意外性のある展開が自然に描かれています。普通に面白く、「普通に面白い」というのがとても難しいので、やはり優れた作品だと思います。
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読んでて、あれ?29とJK!?って思ってしまった。既視感でしかないが、普通に面白いと思った。既視感だとか、パクリだとかもう今更感がある。なので、これからも読んでみようと思う。ラブコメ好きな俺からすると、もはや何が駄作なのか分からない。俺は面白いと思った。ぶっちゃけ既視感とかどーでもいい。面白ければいい。既視感とかラノベや漫画業界でなんて今更だから読んでみたい方は読んでみたらどーですか?
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春夏秋冬代行者
原作 | 暁佳奈 |
イラスト | スオウ(@sdurorhr) |
出版社 | 電撃文庫 |
「春は――無事、此処に、います」
世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかねて生命を削り春を創った。やがて大地の願いにより夏と秋も誕生し、四季が完成した。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた――。
いま一人の少女神が胸に使命感を抱き、立ち上がろうとしている。四季の神より賜った季節は『春』。母より授かりし名は「雛菊」。十年前消えたこの国の春だ。雛菊は苦難を乗り越え現人神として復帰した。我が身を拐かし長きに亘り屈辱を与えた者達と戦うべく従者の少女と共に歩き出す。彼女の心の奥底には、神話の如く、冬への恋慕が存在していた。
暁 佳奈が贈る、季節を世に顕現する役割を持つ現人神達の物語。此処に開幕。
引用元:Amazon
少し独特の空気があるので、評価に迷った作品。私としてはかなり好みでしたが、人によっては肌にあわないかもしれません。
通常のラノベが激しいリズムや動きのダンスとしたら、この作品はゆったりとした動きながら、時に鋭さを発し、空気を支配する舞みたいな感じでした。
その独特の空気に呑まれる感じは心地よく、まさに美酒のような作品でした。
登場人物の視点で物語が語られ、その心情に心揺さぶられます。
四季の神の力を行使し、季節をもたらす代行者とその身内の話で、わかりやすい派手さや爽快感はあまりないので、エンタメとしては少しどうかと思うので、合わない人もいそうです。
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この作者さん独特の世界観が好きです。
手紙を題材にした自動手記人形もそうですが、今回は四季の移り変わりを神の代わりに行う代行者とその護衛官の話し!着眼点が面白い。
上下巻迷わず買いました。
この人の本が面白くないはずがない!
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ホヅミ先生と茉莉くんと。
原作 | 葉月文(@myfragment) |
イラスト | DSマイル(@DSmile9) |
出版社 | 電撃文庫 |
デビューから早六年。未だに重版未経験の売れない作家、ホヅミこと空束 朔(からつか はじめ)はスランプに陥っていた。渾身の原稿は全ボツになり、売れ線のラブコメを書いてみないかと担当編集に勧められる始末。
そんな悩めるホヅミの前に、ある日、白花 茉莉(しろはな まつり)と名乗る謎の女子高生が現れる。彼女の協力のもと、夢のミリオン作家を目指しホヅミは再び執筆に励むが……!?
「ホ、ホヅミ先生! これは本当に執筆に必要なことなんでしょうか!?」
コスプレさせたり、デートしたり、買い物をしたり。積み重ねていく何気ない日々が、二人の距離を近づけていく――。
引用元:Amazon
中々ヒット作が出ないラノベ作家とめちゃくちゃ可愛い女子高生の話です。元々この作者さんは心理描写が丁寧なのが売りの一つですが、今作は丁寧な描写とコミカルな表現がちょうど良いバランスです。本作でも語られてるように主人公の心理描写は作者の実体験を元にしている部分もあり、コミカルな表現をされていますが非常にリアルです。作家でなくても共感できるのは書き手の技量でしょう。そしてなによりヒロインが可愛い。本当に可愛い。これだけでも読む価値はあると思います。作品を作り出す苦悩や苦しみを抱えながらそれでいてごく稀にオトコを見せる主人公。一息に読んでしまいたくなる一冊でした。
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序盤、テンションに置いて行かれそうになったがキャラのことを受け入れれるくらい読み進めると文体にも抵抗がなくなり最終的にはものすごく熱中して読んでしまっていました。文章の演出上、紙媒体で購入するほうが感動が増すと思います。非常に良い演出でした。終わり方はややくさいものの王道かつ主人公の信条にのっとっており、一貫性を貫いたという点で好印象でした。
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笑えるコメディ要素多めラブコメ
ゲーマーズ!
原作 | 葵せきな |
イラスト | 仙人掌(@sabo1038) |
出版社 | 富士見ファンタジア文庫 |
ただのゲーム好きでぼっちな「雨野景太」は、ある日学園でも人気の美少女「天道火燐」からゲーム部に誘われる。
そこで雨野は、ゲーム部として新たな日常を過ごしていく…ことはなく、ゲーム部には入らずにいつもどおりの日常を過ごしていく…ことはなく、なぜか天道に陰ながら好かれてしまい、新たな出会いをしていき面白おかしいラブコメが始まる。
勘違い系ラブコメのとして、次々に新しい仕掛けを繰り出すのはこの作品!笑いのニューウェーブ「ゲーマーズ!」。
勘違いラブコメといえばこの作品。
この作品は主人公、ヒロイン含め多くのキャラの勘違いで物語が進んでいきます。
語りすぎるとネタバレになりますが、勘違いから恋愛が急展開を迎えたり、逆に危機に陥ったり、なにか物語が進むときは必ず勘違いコメディが始まります。
また、全体を通して主人公とヒロインの一途の関係の甘酸っぱい恋愛模様を楽しめます。
恋愛要素もありつつ笑えるラブコメ作品で、あまりラブコメを読まない人にもおすすめです。
アニメで面白いなと思って原作入りましたがなにも難しいこと考えずに読む自分のようなライトな読者でもとにかく純粋に面白い作品だなと思いました。そしてあとがきを読んでいて生徒会の一存の作者さんだと知りました。なんとなく納得しました笑
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久々のラノベだったのですが、絵から入ったのもあってかこんなに面白いとは想像していませんでした。
天道花憐という女の子にドハマリしてしまい、時間を忘れて読んだ作品は初めてでした。
他のキャラも個性が立っており、とても読みやすい作品だと思います。
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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
原作 | 山口悟 |
イラスト | ひだかなみ(@hidakanami) |
出版社 | 一迅社文庫アイリス |
公爵令嬢「カタリナ」は頭をぶつけたのをきっかけに前世の記憶を取り戻したら、前世でプレイした乙女ゲームの世界の破滅ルートしかない悪役令嬢に転生していたことが判明。
国外追放と死亡ルートを回避するべく、農業を始め敵を作らぬように励んでいたら、なぜか逆ハーレムルートに突入!?
天真爛漫な性格と農業で、男女問わず逆ハーレムを築いていく転生ものラブコメ作品です。
主人公の悪役令嬢カタリナが前世の記憶を取り戻し、前世でプレイした乙女ゲームの世界にそっくりな世界で破滅ルートから逃れるために奔走する物語です。
この作品は、主人公がまず明るく元気たっぷりで優しいキャラで、周囲のキャラも主人公の元気と優しさにどんどん影響を受けていきます。
読んでいて嫌な気持ちになるということがなく、笑いつつも癒やされながら作品を楽しめます。
また、主人公を取り囲むハーレム関係が面白く、王子系のキャラが複数人いて、あるきっかけから主人公に好意を抱くというテンプレ要素はもちろん、多くのヒロインキャラも主人公に好意を抱きます。
男女含め、多くのキャラとのハーレム関係を築いている主人公との人間関係は面白おかしく見ることができます。
平和なラブコメを見たいならおすすめの作品です。
主人公のカリスマ性が天井知らず。
この作品の主人公は、頭は良くないし、強くないし、特別な力も持っていません。有るのは地位と、申し訳程度の前世の記憶というか人格のみです。でも誰がなんと言おうともこの作品は主人公最強ものであると思います。究極の人たらしが織り成す俺tueeeではない主人公最強ものを見たい人にお勧めです。
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主人公のカリスマ性ヒロインの眼つきの悪さに引かれ購入しましたが、冒頭から笑わせてくれます。
事故で転生→悪役転生→破滅フラグ回収→大円団EDというパターンなので苦手な人は避けてください。
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乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です
原作 | 三嶋与夢(@kazukurai) |
イラスト | 孟達(@jacjoraaaa) |
出版社 | GCノベルズ |
妹にパシられ、乙女ゲーをプレイしていたら階段から落ちてしまい、ゲームの世界の「モブ」に転生してしまった。
主人公「リオン」は女尊男卑ない世界で絶望してしまうも、持ち前の外道な性格とゲームの知識で巨万の富と圧倒的な力を手に入れる。
次にやることはそう、「慎ましく平穏に暮らすこと」。
この作品は、外道な主人公が女尊男卑を打ち砕く(ついでにハーレムを築く)物語です。
日本で社畜をしていた主人公は、体調不良で死亡し直前までやっていた乙女ゲームの世界にモブとして転生。
女尊男卑で主人公にとって地獄の世界で、ゲームの知識をフル活用し平穏に暮らすためあらゆる外道を尽くし奔走します。
まず、主人公は性格が悪く自他ともに認める外道キャラで、女の子相手でもドロップキックを食らわせられるような才覚を持っています。
そんな主人公ですが、ヒロインとの恋愛事情で苦労することが多く、外道の割には恋愛では優柔不断でかなり奥手です。
そのため、ヒロインたちとの板挟みになることが多くそんな恋愛事情が面白い作品です。
そして、この作品は主人公以外にも性格が悪いキャラや外道が多く、主人公にはやられる展開はスカッとします。
テンポもよく、コメディ色が強い作品なので、コミカルな恋愛ラノベを見たい人におすすめです。
ライフラインその他諸々の環境設定などが、「乙女ゲーだからな」「ふわっとした設定だから」などと大概ご都合主義で流していく、適当に流されていく所に、そうそう・あるある、と笑えます。自称モブの主人公の行動思考にも笑いっぱなしです。話は割りかしシリアス展開なんですが。
登場キャラの多くが腹立たしいのですが、まあそれも数多いと返って笑えます。主人公の立ち振る舞いも併せて。
次も楽しみです。
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細かな設定より先に作品全体の傾向ですが、シリアスな展開は少なく小難しい話もありません。コメディ調で軽いノリの異世界転生モノ。
フラストレーションが溜まる展開もありますが、「フラストレーションからの大逆転でスッキリ」という基本的な構成をどの巻でも徹底されているので後味が悪いということも殆どありません。頭空っぽで読みたいときにオススメの作品です。
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現実でラブコメできないとだれが決めた?
原作 | 初鹿野創 |
イラスト | 椎名くろ(@kurottari) |
出版社 | ガガガ文庫 |
主人公「長坂耕平」は、ラブコメが三度の飯よりも好きだった。
いつかはラブコメのような学園生活を送りたいーーしかし現実にそんな展開が起こることはない。
長坂は、そんな現実では起こりえないラブコメを実現するべく今日も思案する。
そんなある日、一人の少女にラブレターを送ったところ現れた人間はーー
このラノベは一言でいうと、最高に馬鹿なラノベです。
まず、主人公の行動力がとんでもなく、倫理的にどうかという点は除いて大分アグレッシブに動きます。
メインヒロインと仲良くなるためにクラス全体を巻き込んだり、ほぼすべてのキャラの素性をストーキング調査したりとここまでぶっとんだ行動をするラブコメ主人公は中々いないでしょう。
それもこれも充実したラブコメ生活のためにやっていること。
なるほど、筆者も高校生時代はこんぐらい行動を起こせば甘酸っぱいラノベのような学校生活を遅れたのか(違う)。
いままでのラブコメとはひと味もふた味も違うラブコメを楽しみたいならおすすめです。
作者さんがラブコメにそうとう思い入れがあるのか、かなり昔から最近のものまでラブコメを網羅研究している感じがしました。
そのために、テンプレとテンプレから外した展開の組み合わせが大変に巧みです。
キャラの魅力(イラストの良さ含む)、ラブな要素、シリアスな要素、コメディ要素、物語上の問題の発生から解決、最後にちょっとした謎あかしというミステリー要素と、飽きさせないライトノベルとしてお手本のような出来。
主人公の真剣な大馬鹿という感じが、「バカテス」や「ぐらんぶる」の主人公たちを連想して良い印象です。
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読んでる序盤は主人公がほぼほぼストーカーなんじゃないかと思って引いたシーン多かったんですけど読み進めていくうちに会話のテンポや物語の展開が凄く面白くてとても楽しめました!
設定がとても新しいので好き嫌いがハッキリするかもしれないですが僕は好きです。
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まとめ:どれも絶対に見るべきラブコメラノベです
この記事で紹介した作品は、甘酸っぱい青春から砂糖を吐くぐらい甘い恋愛まで、幅広く紹介しています。
興味を持った作品があったら、ぜひ読んでみてください。
また、下記の記事では筆者が実際に読んで面白いと思った作品を、ジャンルを問わず厳選しています。
ラノベ好きには必見の記事です。