この記事では、心理戦・頭脳戦のおすすめラノベ8選を紹介します。
手に汗握る勝負が魅力な作品、あっと驚くような展開の面白い心理戦・頭脳戦のラノベを厳選しました。
スパイ教室
原作 | 竹町(@take_machi_) |
イラスト | トマリ(@ttomarii) |
出版社 | 富士見ファンタジア文庫 |
世は大情報時代!
兵器中心に戦争をしていた時代はもう古い。今の時代はスパイが暗躍し戦争をする前からすでに勝敗が決している。
スパイがはびこる情報時代の中で、ある弱小国の最強スパイが死亡率9割を超える不可能任務に挑まんとしていたーー
そんな不可能任務に最強のスパイが任命したのは、スパイ養成学校でも落ちこぼれの7人!?
最強のスパイが落ちこぼれなスパイの卵に伝えた一言は「僕を倒せ」
最強で異質なスパイチームによる圧倒的心理・頭脳戦がここに始まる
さて、筆者がこの作品について語るところはただ一つ「何も考えずまずは読め!」です。
というのも、この作品は基本何を語ろうにもネタバレになる可能性があるので、この作品に少しでも興味をもったら余計な口コミやレビューは調べずに、YouTubeの公式PVも見ずまずは1巻を読みましょう。
そして、存分にスパイ教室の世界に入ってください…以上。
というわけにはいかないので、軽く紹介すると暗殺教室に微妙に近い雰囲気の作品です。
スパイ教室と暗殺教室でまずタイトルが似すぎだし、養成学校の落ちこぼれとエンドのE組でキャラの境遇も似ています。
ただ、雰囲気が近いだけで内容は全く違うので、暗殺教室好きなら意外と楽しめるかもぐらいに捉えるといいでしょう。
また、この作品は一気に読み進めるのがおすすめです。
勢いよく読まないと面白さが半減してしまうので、読むときは忘れないよう。
ライアー・ライアー
原作 | 久追遥希(@kuouharuki3) |
イラスト | konomi(きのこのみ)(@konominoco) |
出版社 | MF文庫J |
舞台は東京の南東に位置する学園島(アカデミー)。そこはゲームですべてが決まる学園。
そこに転校してきたのは、編入試験ギリギリの成績!頭の回転が良いわけでも運動神経があるわけでもない普通の転校生「篠原緋呂斗」。
とある事情から学園トップの成績を誇る無敗の王者「彩園寺更紗」とゲームをすることになり、なにかの間違いで勝ってしまったことにより、学園のある秘密に触れてしまう。
普通の高校生に残された道は、あらゆる手段(チート)と唯一の個性を駆使して一回も負けずにゲームを進めるのみ。
ここから学園島を巻き込んだ壮大なイカサマがはじまる。
舞台は「ゲームですべてが決まる学校」ということで、早速ですが筆者も編入を希望したいです。
この作品は、主人公が俺Tueeeで無双をしていくというよりは、主人公の足りない能力をチートや他のキャラの手助けでなんとか無敗に持っていくというもの。
もちろん主人公にも負けず劣らずの個性がありますが、ありとあらゆる手段を駆使して強敵に立ち向かっていきます。
そして、一度でも負けたらアウトのハラハラ・ドキドキの頭脳戦はわくわくすること間違いなしです。
また、頭脳系のゲームによくある予想外の展開でゲームを進めていく王道展開もしっかり楽しめるのも魅力ですね。
わかりやすく頭脳戦のラノベを楽しみたいなら、読みやすいのもありおすすめです。
ノーゲーム・ノーライフ
原作 | 榎宮祐(@yuukamiya68) |
イラスト | 榎宮祐(@yuukamiya68) |
出版社 | MF文庫J |
ニートでヒキコモリ、コミュ障をこじらせおまけに童貞なゲーマー兄妹の空と白。彼らはゲーマー界隈では「 」(空白)として謎の最強ゲーマーと囁かれていた。
そんな空白に、ある日神と名乗る謎の人物にチェスを挑まれ、辛くも勝利したと思ったら異世界へ召喚されてしまう。
召喚された先は、ゲームで全てが決まる世界。
そんな異世界で、最弱な種族「人類種」として異世界をゲームで無双していく。
最強ゲーマーが異世界で無双する…ただそれだけのラノベです。
でおわりにするのはもったいない面白さのある作品です。
ストーリーは異世界というのもあり、王道ファンタジーな熱い展開の作品となっています。
意外と頭脳戦のクールな感じとは違った雰囲気の、主人公サイドがゲームを心の底から楽しんでいるのがわかるのがこの作品の面白いところです。
それもそのはず、まず作者が生粋のゲーマーでソウルゲーから任天堂ゲーまで幅広くプレイするほどのゲーム好きです。
そんなゲーマーの作者だからこそ、楽しいと思える頭脳戦・心理戦のラノベとなっているのかもしれないですね。
ようこそ実力主義の教室へ
原作 | 衣笠彰梧 |
イラスト | トモセシュンサク(@tomose_shunsaku) |
出版社 | MF文庫J |
希望する進学・就職率はほぼ100%、そんな夢のような政府手動の「高度育成高等学校」。そこにはある裏が隠されていた…
進学・就職率が約束されているクラスはたった1クラス「Aクラス」のみ、そして基準の成績に満たない生徒は退学となる。
そんな中、最底辺のクラスと呼ばれる「Dクラス」に配属された「綾小路清隆」は優秀な実力を誇る「堀北鈴音」とともに高度育成高等学校の様々な特別試験を乗り越えていく。
一方で、綾小路にはある重大な秘密が隠されていた。
頭脳戦というよりは心理戦よりの学園ものです。
感覚としては、ライアーゲームに近いのではないでしょう。
そんなようこそ実力至上主義の教室へこと「よう実」ですが、主人公がとにかく圧倒的です。
昨今の俺Tueee系は、ストーリー序盤から主人公が圧倒的最強であることが揺るぎない物が多いですが、例に漏れず主人公の綾小路も圧倒的最強に君臨しています。
そんな最強の綾小路くんはなにをしているのかというと、裏でDクラスを手助けし必要最低限の成績をキープしているだけです。
実際はこんな単純ではないですが、この作品の魅力は「気づいたら綾小路の手のひらの上だった」が後半になると必ず起きるところです。
そんな中でも思い通りにならないキャラの思惑や策略も楽しめます。
自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?
原作 | 原作:三河ごーすと(@mikawaghost) |
イラスト | ねこめたる |
出版社 | MF文庫J |
強面のおじさんがひしめく裏世界のゲームを無敗で勝ち進み伝説を残した「砕城紅蓮」は、ひそかに普通の学校生活を送ることを夢見る。
そんな彼の前に突如として現れたのは“巨乳”美女で生き別れの妹「砕城可憐」。
砕城可憐とともに向かうは、ゲームですべてが決まるエリートのみが集まる「獅子王学園」。
普通の学校生活を送るべく目立たなく過ごす彼を襲う数々の悪意に砕城紅蓮の眠れる力が解放されていく…
この作品はゲームですべてが決まる「獅子王学園」が舞台になっています。
日本にはゲームですべてが決まる学校って多いんですね(白目)。
そんなゲームですべてが決まる学校で活躍するのは、すでに裏社会の血にまみれたゲームで無敗伝説を残した砕城紅蓮。
いうなれば、ハーバードを飛び級で卒業したあとに開成高校に編入するようなものです。
日本でも有数のエリートが集っているのは間違いないですが、その中でも一人ずば抜けているとなってもそりゃ当然という話です。
しかし、ここまではただ主人公が最強なだけ。
主人公は基本は無気力、本気を出すのは妹が関わったときだけ、主人公と同等の実力を持つライバルの存在など、胸アツな展開も多いです。
頭脳戦の作品が好きなら、読んでおいて損はない作品でしょう。
数字で救う!弱小国家
原作 | 長田信織(@nagatanobuori) |
イラスト | 紅緒(@nmaaaaa) |
出版社 | 電撃文庫 |
かつて数学を愛した少年「芹沢直希(ナオキ)」は、アルバイト中にエレベーターから落ちたと思ったら異世界に転移していた。
小国ファヴェールの王女「ソアラ」と出会う。
脳筋な戦士や軍師しかいない負け濃厚な小国を、ナオキは数学を使い戦況を覆す。
戦時中の異世界を、数学を使って乗り切っていく異色のファンタジー作品です。
まあ、心理・頭脳戦かといわれると「ん?」って気もしなくないですが、数学が関係する作品なので紹介しました。
内容は異世界転移者ですが、その中でも主人公はチート能力を持っているわけではありません。
あるのは、数学科の大学生としての知識のみ。それだけで異世界を無双していきます。
というのも、この作品の異世界は「数学?なにそれおいしいの?」状態なので、数学を用いた戦略で戦争を切り抜けていきます。
ファンタジー作品でただ数学を普及させるだけかと思いきや、意外と頭脳戦のようなやり取りも見られるので、ファンタジー作品も頭脳戦も好きという人は楽しめるでしょう。
賭博師は祈らない
原作 | 周藤蓮(@Stollen0102) |
イラスト | ニリツ |
出版社 | 電撃文庫 |
舞台は18世紀のロンドン。
天才ギャンブラーの「ラザルス」は、ある賭博場で(軽いポカをやらかし)喋ることのできない奴隷少女「リーラ」を購入する。
リーラにメイドとして給仕をさせながらも、感情のない少女と冷徹なギャンブラーは徐々に距離を縮めていく。
そんなほのぼのとした日常に訪れるのは、数々の過酷な試練だった…
ラザルスはリーラとともに生きるべく、まだ見ぬ巨悪に立ち向かっていく。
神は遊戯に飢えている。
原作 | 細音啓(@sazanek) |
イラスト | 智瀬といろ(@toiro_kinoruru) |
出版社 | MF文庫J |
暇を持て余した至高の神々が作った究極の頭脳ゲーム「神々の遊び」。永き眠りより目覚めた元神様の少女レーシェは、開口一番にこう宣言した。「この時代で一番遊戯の上手い人間を連れてきて!」指名されたのは“近年最高のルーキー”と注目される少年フェイ。二人が挑む「神々の遊び」は難易度高過ぎで完全攻略者はいまだ人類史上ゼロ。なぜなら神様は気まぐれで、とっても理不尽で、たまに理解不能だから。だけどそんなゲームだからこそ、心から楽しんで遊ばなきゃもったいない!ここに、天才ゲーム少年と元神様の少女と仲間たちによる、至高の神々との究極頭脳戦が幕を開ける!
まとめ
ここで紹介した作品は、心理戦・頭脳戦が好きな人ならハマること間違いないです。
興味を持った作品があったら、ぜひ読んでみてください
また、下記の記事では筆者が実際に読んで面白いと思った作品を、ジャンルを問わず厳選しています。
ラノベ好きには必見の記事です。