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【2024年】おすすめの百合ラノベをラノベ好きが厳選しました

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この記事では、筆者が実際に読んで本当に面白いと思えるおすすめの百合ラノベ9作品を紹介します。

目次

恋愛要素強めの百合作品

〆切前には百合が捗る

〆切前には百合が捗る
原作平坂読(@hirasakayomi
イラストU35(@umiko35
出版社GA文庫
あらすじ

同性愛者であることが原因で家出をした女子高生「白川愛結」。家出したものの、働き口も住まいも見つからず困っていたところ、人気小説家「海老ヒカリ」の世話係兼監視役をすることに。

自由奔放なヒカリに翻弄されつつも恋心を抱いた愛結は、同性愛者であることを隠しつつ日常を過ごしていきます。

友達・親から見放された少女と、家柄も人間関係も恵まれた小説家による、百合系ラブコメ作品となっています。

おすすめの百合ラノベと言ったら、まずはこの作品を読んでもらいたいです。

この作品はLBGTについて語られていて、全体的な内容はコミカルなラノベとなっています。

百合ラノベでもLGBTに関して言及しているラノベは少ないだけに、百合や同性愛というものをしっかり丁寧に扱っているという印象を受けました。

愛結やヒカリのお互いに対する想いや心情についての描写も多く、お互いの恋愛の価値観や考え方が伝わってきます。

恋愛要素は結構しっかり描かれているのですが、物語は日常の短編集でゆるやかに進んでいくのでほのぼのした気持ちで楽しめます。

シリアスな恋愛部分とゆるい日常のバランスが良く、楽しみやすいラノベとなっています。

安達としまむら

安達としまむら
原作入間人間
イラストのん
出版社電撃文庫
あらすじ

普通の女子高生「安達」と「しまむら」。一緒に遊んだり買い物したり、何気ない日常を過ごす日々。

よくある日常だけど、しまむらと日常を過ごしていくと友達とは違うよくわからない感情が生まれていく。

ほのぼのした日常作品、そこに百合が合わさったそんな平和なラブコメ作品となっています。

友達に「おすすめの百合ラノベ教えて」と言われたら、この作品を紹介しておけば間違いのない作品。

ほのぼのした日常作品で、安達としまむらの2人の主人公が遊んだり買い物したりといった日常のストーリーを描いています。

これだけなら、「きらら系の作品かな?」で終わる内容なのですが、日常を過ごしていくうちに安達がしまむらに対して無自覚な恋愛感情を抱きます(だいぶ最初の方からしまむらも気づいています)。

そんな無自覚な恋愛感情だけど、物語が進むごとに少しづつお互いの関係も進んでいく百合作品です。

物語は全体を通して平和で、お互いの関係が進んでいくのを温かい目で見守りたくなる面白さがあります。

百合ラノベをみたいならまずはこの作品を最初に見るのをおすすめします。

著:入間 人間, イラスト:のん
¥175 (2024/11/19 20:00時点 | Amazon調べ)

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
原作みかみてれん(@teren_mikami
イラスト竹嶋えく(@takeshimaxfj
出版社ダッシュエックス文庫
あらすじ

元ぼっち「甘織れな子」。高校デビューでスクールカースト上位グループと青春を謳歌していたところ、スパダリこと「王塚真唯」に告白されてしまう。

友達関係でいたいれな子と恋人になりたい真唯。

お互い譲らずそこで考えたのは、「友達と恋人の日を交互に体験し、どちらがふさわしいか勝負する」という謎の勝負が始まる。

主人公とヒロインを巻き込んだ、おもしろおかしい百合ラブコメ作品です。

作者は百合ラノベで有名な、みかみてれん先生。

そんなみかみてれん先生による、ギャグ要素多めの青春百合ラノベです。

まず、この作品の主人公は天然たらしで百合ハーレムを築いていきます(そんなキャラいないけど)。

しかし、主人公が言うには「自分はノーマルなので女子を好きになることはない」、そんな主人公をメインヒロインの真唯がいろんな手段で惚れさせようとしてくる物語です。

ギャグ要素もありつつ、結構センシティブなシーンもありしっかりした恋愛の百合ラノベを楽しみたいならおすすめの作品です。

処刑少女の生きる道

原作佐藤真登(@qazxsw020119
イラストニリツ(@Ann_NH
出版社GA文庫
あらすじ

異世界の日本からやってくる「迷い人」。過去にその迷い人が原因で世界破滅の危機が起きたため、彼らは見つけ次第殺さなければいけない。

そんな迷い人を殺す一人の処刑人「メノウ」の次のターゲットは、物体の時間を戻すことができる「クレイジー・ダイヤモンド」…ではなく一人の女子高生「アカリ」。

彼女を殺すため、処刑人と少女は旅をする。

残酷な運命を抱えた2人による、ダークファンタジー作品です。

この作品を一言で表すなら、ファンタジー要素が強めのまどマギです。

ストーリーはあらすじにも書いたとおり、異世界にとって危険な存在である一人の迷い人「アカリ」と、迷い人を殺すための一人の処刑人「メノウ」がともに旅をしていく作品です。

序盤から百合要素は結構ありますが、物語が進むにつれてアカリのデレ具合が上がっていき、2人のイチャイチャストーリーが楽しめます。

というほどほのぼのしたお話ではなく、まどマギと例えるだけありダークファンタジー要素が強めな作品です。

そんなダークな作品をなぜすすめるのかというと、ストーリーが楽しむには2人の尊い関係があってこそな作品だからです。

友達とも恋人とも違う、残酷な運命を背負った少女たちの生き様を丁寧に描いたダークファンタジーラノベです。

女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話

原作みかみてれん(@teren_mikami
イラスト雪子(@aoiyukiko
出版社GA文庫
あらすじ

「女同士とかありえないでしょ」という言葉を発した主人公「榊原鞠佳」のもとに、「百万円をかけて百日間で女同士でもありえないという意見を変えさせる」という謎の勝負を仕掛けてきた「不破絢」。

百万円欲しさに圧倒的な自信を見せる鞠佳、女を落とすことに絶対の自信がある絢による2人の(ある意味)熱いバトルがここに始まる。

絶対に相容れないはずの2人による、ガチ百合青春ラブコメです。

この作品の作者は、わたなれで有名なみかみてれん先生原作のガチ百合ラノベとなっています。

さて、なぜわざわざガチ百合という表現をするのかと言うと、この作品はかなりセンシティブな内容です。

結構LGBT関連の話も出てきますが、それ以上に鞠佳と絢のスキンシップが過激すぎて「官能小説かな?」と思ってしまいました。

この記事で紹介するラノベのなかでは、多分一番センシティブな作品なので読むなら覚悟したほうが良いでしょう。

そして肝心のストーリーですが、タイトルにもあるとおり百日間で鞠佳が徹底的に落とされるし、なんなら百日経たずだいぶ早い段階で落とされます。

ストーリー展開は甘い展開が続き、過激な内容とは裏腹にイチャイチャする2人をほのぼのしながら見ることができます。

また、この作品は主人公以外にも百合ップルが多く、他のキャラのカップリングも楽しめる作品となっています。

転生王女と天才令嬢の魔法革命

転生王女と天才令嬢の魔法革命
原作鴉ぴえろ(@piero_BBT
イラストきさらぎゆり(@kisaragi_h29
出版社富士見ファンタジア文庫
あらすじ

魔法が使えない王女「アニスフィア」は、前世の記憶を思い出したのをきっかけに独自の魔法「魔学」を作り出し「魔法の使えない天才」と評されている(キテレツ王女とも言われているが…)。

ある時、容姿端麗・魔法の天才でさらに公爵令嬢の完璧超人「ユフィリア」は、唐突に婚約者のバカ王子含む4人の貴族坊っちゃんに濡れ衣を着せられていたところ、アニスフィアと出会い住み込みで研究の助手を務めることに。

そんな2人がやがて、国と2人の未来を大きく変えていく百合系ファンタジーラノベとなっています。

この作品は、百合とファンタジーの両方の要素があり、百合が好きな人もファンタジーが好きな人も楽しめる内容となっています。

公式ホームページにも「王宮百合ファンタジー」と書かれているとおり、がっつり百合要素があります。

作品の主役であるアニスフィアとユフィリアは、最初こそ友達関係ですが物語が進むごとにどんどん親密になっていきます。

そんな2人の関係を温かく見守るような作品です。

とくに3巻から百合展開が急に進むので、百合好きは3巻まで読むのがおすすめです。

ファンタジー要素も多めの作品なので、普段ファンタジー作品を読んでいるけど百合に興味がある人はおすすめです。

著:鴉 ぴえろ, イラスト:きさらぎ ゆり
¥701 (2024/11/19 20:00時点 | Amazon調べ)

初心者向け!ちょい百合要素のラノベ作品

ひきこまり吸血鬼の悶々

ひきこまり吸血鬼の悶々
原作小林湖底(@Xiaolin_Hudi
イラストりいちゅ(@rityulate
出版社GA文庫
あらすじ

とある理由から引きこもりになってしまった「テラコマリ(通称コマリ)」。ある時、目が覚めると帝国で最強と謳われる「七紅天」の将軍に就任。

しかし、コマリは「魔力ない」「運動できない」おまけに「身長も低い」と吹けば飛ぶような存在。

そんなコマリの真の実力(げきよわ)が知られてしまえば、たちまち下剋上。

突如困りの前に現れた謎のメイド「ヴィルヘイズ」とともに、500人の荒くれ部隊から真の実力(げきよわ)を隠し皇帝陛下を目指していく。

百合もあり、ギャグコメディもありのコミカルファンタジーラノベです。

メインは戦争ファンタジーラノベとなっていますが、主人公の設定も相まってギャグコメディ風の作品となっています。

全体的にテンポもよく、終始ゆるく見ることができる面白い作品です。

っさて、そんなコミカルなファンタジーである本作品ですが、主人公とヒロインとの百合関係がほのぼの見れる作品です。

まず主人公は「1億人に1度の美少女(自称)」と言われており、作中でも自他ともに認める美貌・美声の持ち主です。

まあ、実際めっちゃかわいいし読者も惚れるはず。

魅力あふれる主人公に男女問わず好意を向けるキャラは多く、その中でもメインヒロインのヴィルヘイズ、諸悪の根源である皇帝陛下との百合展開が頻繁に登場します。

そんな主人公とヒロインとの、ほのぼのした百合展開を楽しめる作品となっています。

全体的にコミカルな作品ではありますが、しっかりファンタジー展開もあり、百合作品が好きな人はもちろんファンタジー作品が好きな人にもおすすめなラノベです。

著:小林 湖底, イラスト:りいちゅ
¥614 (2024/11/17 23:40時点 | Amazon調べ)

声優ラジオのウラオモテ

声優ラジオのウラオモテ
原作二月公(@nigatsu_kou
イラストさばみぞれ(@sabaaa_m
出版社電撃文庫
あらすじ

高校生でアイドル声優でラジオでは超・仲良しの「歌種やすみ」と「夕暮夕陽」。そんな彼女たちの裏は地味子とギャルで、2人は犬猿の仲!?

収録が終われば、声優スキルを存分に活かした口喧嘩。

喧嘩ばかりの2人だけど、実はお互いを認めあっていたり、かけがえのないライバルだったり…

そんな彼女たちが物語を通して成長していく、声優業界を描いた熱い青春ストーリーです。

声優業界を描いた、熱い青春ストーリーが面白い作品となっていますが、意外と百合要素としても楽しめます。

声優として仕事をしているときだけやたら仲の良い2人ですが、収録外では口を開けば喧嘩ばかりと極端な関係を見せるのが面白いです。

「いやいや、仲が悪いなら百合としてたのしめないじゃん…」

というツッコミがありそうですが、そう思った人はぜひこの作品を読んでください。

最初こそ暴言ばかりで険悪なムードを見せる彼女たちですが、物語が進むにつれお互い認め合い親密になっていく関係に胸がキュンキュンすること間違いなし。

百合要素はそこまで多くないですが、テンポもよく青春要素も楽しめる作品となっているので、ゆるく百合を楽しみたい人におすすめの作品です。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
原作山口悟
イラストひだかなみ(@hidakanami
出版社一迅社文庫アイリス
あらすじ

公爵令嬢「カタリナ」は頭をぶつけたのをきっかけに前世の記憶を取り戻したら、前世でプレイした乙女ゲームの世界の破滅ルートしかない悪役令嬢に転生していたことが判明。

国外追放と死亡ルートを回避するべく、農業を始め敵を作らぬように励んでいたら、なぜか逆ハーレムルートに突入!?

天真爛漫な性格と農業で、男女問わず逆ハーレムを築いていく転生ものラブコメ作品です。

百合要素だけを期待している人には申し訳ありませんが、この作品男性キャラの出現頻度は多めです。

でも大丈夫、しっかり百合要素を楽しむことができます。

というのも、この作品の主人公であるカタリナは男女問わずハーレムを築いていきます。

しかも一部ヒロインはがっつり恋愛感情を抱いていて、ヒロインの心情や主人公との関係を楽しむことができます。

また、この作品は性格の悪いキャラというのが少なく、平和なストーリー展開でほのぼのとしながら読めます。

百合要素を楽しみつつも、ほのぼのしたストーリーを見たい人におすすめのラノベです。

百合ラノベは尊い

ゆるくほのぼの読める作品から、百合恋愛をしっかり描いた作品まで幅広く紹介しました。

ここで紹介した全作品にいえることは、どの作品も尊い百合恋愛を楽しめるということ。

百合ラノベに興味がある人は楽しめること間違いなしなので、ぜひ読んでみてください。

また、下記の記事では筆者が実際に読んで面白いと思った作品を、ジャンルを問わず厳選しています。

ラノベ好きには必見の記事です。

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この記事を書いた人

年に500冊以上の書籍を読み漁ることが好きなただの本好きです。
漫画、ラノベ、ビジネス書を中心に様々な書籍のレビューをします。

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